環境がちょっと変わる
。。。。やっぱりいた。
それは1週間ほど前。
「来月から駐車場の場所変更になるから」
社員さんに呼ばれて言われた。
変更になるのは私を含め同期たちと、入社時期が前後の人たち15人くらい。
この部署は離職率が結構高い。
私より前に働いてた人、何人も辞めてたしなぁ。
次は会社から徒歩1分と近くなる。
やったー♪
ただ近い駐車場は駐輪場の前を通る。
キモ井は自転車通勤なので駐輪場付近にいそう。。。
でも近い駐車場はたくさんの人が利用しているから、行き帰りも人が多い。
遠い駐車場の時は一人の時もあったので、こっちのほうが安全だろう。
駐車場が変更になった日の帰り。
その日は同期のAさん、Bさん、Cさんも出社していたので一緒に帰った。
裏口から出るとすぐに自転車置き場が見える。
やっぱりいた。。。
駐車場の移動は個人的に言われたけど、シフト表の隣に移動する人たちの名前が張り出されていた。
それを見ていれば知ってるはずだけど。
この時キモ井が「あれ?」的な顔をしていた気がした。
一瞬だったけどそんな風に見えた。
今日いたのは偶然だったのかも。
どうしよう。。。
みんなに「駐輪場のところにキモ井いてこっち見てるよ」って言おうか。
でもあそこにいたのは偶然かもしれないし。。。。
なんてぐちゃぐちゃ考えていたが、何も言えず自転車置き場を通り過ぎた。
みんなに相談しようかな。。。。
ずっと前から思っていた。
でもなかなか話せないでいた。
話したら引かれるかな。
キモ井は見た目30代後半だけど、一応20代だろうと以前みんなで話したことがあった。
自意識過剰って思われるかも。
それにみんなに気を遣わせるのもやだな。
みんなが私の話を信じてくれて、キモ井を見張るようになったとする。
それをキモ井が勘違いして「最近ボクもててる?」って勘違いしたり、ターゲットが3人の誰かに移ったら?
しかも付きまとい行為が全部偶然を装ってるので、地味すぎて話が長くなる。。。
左からAさん、Bさん、Cさん
みんな気かなかったんだ。
「いたいた。あの男の人でしょ?」
「じーっとこっち見てたよね」
なんて話が出ることを期待していた。
そして「実は。。。。」と話そうと思っていたのに。
まあキモ井なら次も自転車置き場で待ち伏せするはず。
次を確認してからみんなには話そう。